Month: June 2019
クロロマイセチンでもひび割れ水虫は治らない?

クロロマイセチンは細菌によって化膿した部分を、改善する成分です。 医薬品にも含まれており、様々な病院で処方されています。 クロロマイセチンの適応菌種はレンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、髄膜炎菌にサルモネラ菌など多岐にわたっており、細菌感染による病気の治療に大きな効果を発揮する事が分かります。 菌といえば白癬菌がうつる事で発症する水虫も、クロロマイセチン配合の医薬品で治るのでしょうか? 調べたところクロロマイセチンの対応菌種に、白癬菌は含まれていませんでした。 それもそのはず、白癬菌は細菌ではなくカビの1種です。 構造が全く違う為、クロロマイセチン配合の医薬品で水虫を完治させる事はできません。 水虫は抗真菌作用のある成分を含んだ、医薬品で治療する事が必要です。 皮膚科にいけばものの10分程度で、白癬菌に感染しているか検査でチェックできます。 「水虫かな?」と感じたら、早めに病院で検査を受けましょう。 ただ、自覚症状が全く無く、水虫と分からず放置してしまうケースもあるので、注意が必要です。 このタイプは角質増殖型と言われるもので、かかとの角質が厚くなり、ひび割れるといった症状を起こします。 ひび割れはあかぎれと勘違いされ、水虫と思わず放置してしまいがちなのです。 このタイプは白癬菌が角質の中にまで入り込んでしまっている為、抗真菌作用のある外用薬で完治できません。 治療は内服薬となるケースがほとんどです。 もし、ひび割れ部分から細菌が侵入し、化膿や腫れを起こす2次感染を発症した場合、細菌を除菌できるクロロマイセチンでの治療が有効と考えられます。 たかがひび割れと思わず水虫も疑って、やはり病院での治療を早めに受けましょう。

2019年06月13日